Longneck of Naisoi 〜首が長い為に

更新日: 2008 年 6 月 27 日

首長族のレントゲン
タイのメーホーソンにかつて幻の民族とされていた首長族の住むナイソイ村がある。 現在ではTVで散々取り上げられ、ガイドブックにすら載るようになり、世界中から観光客が来るようになった。彼等も観光客慣れし、英語、スペイン語、日本語なんかもちょいちょい話すようになっている。

男ラップライ

元々ミャンマーに住む首長族は内乱で貧しい生活を送っていた。自給自足もままならない状況に限界を感じた首長族の男達は、危険を冒してタイに不法入国での労働を繰り返し、なんとか家族を養っていた。そんな男達の中にラップライはいた。

タイの人々は彼らを不法入国者と知りつつも、破格の給料で雇えるため、シラーっと使っていた。ラップライにすれば、家族へ食料や生活用品を送れる金さえ貰え
れば十分だった。

ポスーというゲス

タイで旅行代理店を経営する彼はこんな言葉を耳にする。「首長研究ツアー」。それは探求心溢れる学者達をミャンマーに住む首長族の村まで案内するシンプルなツアーだ。不法に国境を越え、過酷なジャングルを突き進み辿り着くという行程が彼らの心をガッチリ掴んでいた。このツアーを庶民向けにすれば…。そう考えたポスーは部下にこう命じた…

「不法な国境越えじゃ庶民には受けない。なら手軽に行ける場所に首長族を住ませりゃいい」

そして彼は、首長族の男であるラップライの存在に辿り着く。

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